畑から「うまい!!」をお届けする株式会社HOLUS

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ニュースリリース2024-03-04

HOLUSベトナム法人AGRIEXが新工場の建設を決定

~生産能力の向上によりベトナム最大規模の野菜加工企業として日本の食インフラを支えます~

日本農家と共にベトナムで栽培事業および食品製造を手がけ、日本での輸入・販売を行っている株式会社HOLUS(東京都渋谷区、代表取締役:阿部秀昭、以下、HOLUS(ホーラス))は、ベトナム現地法人AGRIEX(アグリエックス)において生産能力・品質等の向上に向けて大規模な新工場の建設を決定しました。

新工場(第2工場)完成予想図

AGRIEX社では2022年に第1工場を竣工しており、生産する製品数は40種類以上、工場では300人以上の雇用を創出しています。

2023年3月には食品安全のマネジメントシステム FSSC22000認証を取得しています。

この度、顧客ニーズに応えるため、新たに第2工場・第3工場の建設を進めております。これにより生産量、品質の両面で大きく伸長するものと期待しています。

第1工場外観

HOLUS・AGRIEXでは「食」を生活に欠かせないインフラと考えており、畑から食卓までの一貫した「Farmer to Customer」の実現のために本計画は不可欠なものとして現在取り組んでおります。 工場竣工後、全工場の生産キャパシティは1万トン/年超を想定しており、ベトナム最大規模の野菜加工工場となる見込みです。機能面では「保管」、「選別」、「梱包」等の機能についても大幅に強化される予定です。より厳しい品質基準への対応が可能となります。

また、新工場には日本人のフレンチシェフが総料理長を務め、現地スタッフや地域住民への食育・調理研修を兼ねた社員食堂及び社員の口腔ケアができる検診施設等を併設する予定です。

工場の生産能力増大よってこれまで以上に原材料の調達が重要となってきます。これまで通り安心・安全な原料が調達できるよう当社グループ農業部門責任者 小堀氏による「小堀農法」を現地生産車への展開を現在推進しております。

「小堀農法」においては、現地の環境を活かしながら、農薬や化学肥料に頼らないで安心・安全な野菜づくりを土壌改良等から行っています。

現地で農法の説明をする小堀氏(左から2人目)

HOLUSおよびAGRIEX社の理念でもある「生産者(農家)が正当に評価される」社会づくりに向けて生産者と一体となって新たな価値創造を目指しています。現地生産者との長期的なパートナーシップを踏まえ、農業技術の向上や持続可能な農業の推進を支援しています。さらに、地域社会に還元するプログラムや農村地域の環境整備にも力を入れています。

HOLUSは、単に食品を製造・販売するだけでなく、地域社会や生産者との連携、持続可能な社会づくりに貢献することで日本とベトナムの架け橋として、さらなる成長と発展を目指していきます。

■ 第2工場概要

第2工場完成予想図

現第1工場敷地内において建設
社員食堂及び歯科検診施設を併設予定
・総敷地面積は約14000平方メートル
・延床面積:約4000平方メートル

■ 第3工場概要

第3工場完成予想図

■ 小堀農法を実践する小堀昌仁氏

「農」に生きる人 ~小堀 昌仁~
1963年4月栃木県の茂木町で22代続く歴史ある農家に生まれる。JAを経て、1999年には茂木農産を起業。
耕作放棄地を単身で切り開き、土づくりに試行錯誤を重ねながら大農場を運営。特に、自然界の菌を活かした土づくりに定評があります。ベトナムにおける農家の窮状を知り、私たちと一緒に現在はベトナム農家の技術力向上、地位向上に取り組んでいます。
AGEIEXでは、小堀氏の農業技術、農法を全面的に取り入れた栽培事業を行っています。

作業の説明をする小堀氏
ベトナムの生産者および農場の様子

■ベトナム現地法人 AGRIEXについて

法人名  :CÔNG TY TNHH AGRIEX(英語表記:AGRIEX CO., LTD)
設 立  :2020年11月16日
工場操業日:2022年6月23日
所在地  :Lot E3, Phu Hoi Industrial zone, Duc Trong District, Lam Dong Province, Viet Nam
敷地面積 :1.4ヘクタール
従業員数 :300名以上
認証取得 :FSSC22000認証(2023年3月取得)
事業概要 :各種冷凍野菜、冷凍惣菜(天ぷら・飲茶等)の製造

■ベトナムでの取り組みについて|SDGs

HOLUSはベトナムにおいて、生産者の生活・地位向上や、子供たちへの食育活動等の学童支援を行っております。日本農家と一緒に、現地のベトナム農家に対して「日本品質の農業」について指導を行うことで生産性および農産物の品質向上を実現しており、生産者の収入・生活の安定にも寄与しています。

《株式会社HOLUSについて》

代表の阿部秀昭は、日本農家と共に10年以上に亘ってベトナムで営農指導を行っており、日本農家の知恵とノウハウを持ち込み「Made by JAPAN」品質での生産を実践しています。2013年に株式会社HOLUSを設立。“畑で考え、畑で作る”をモットーに、農家・生産者の視点で野菜の栽培から加工、輸出入までを一貫して行う食品メーカーです。HOLUSはサスティナブル(持続可能)な農業・食の実現を掲げ、健康な野菜を通じて日本ならびに世界の食の一端に貢献することを目指しています。

※お詫びと訂正
第2工場の総敷地面積について「約14000千平方メートル」と記載がありましたが、正しくは「約14000平方メートル」となります。訂正してお詫びを申し上げます。